ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

ふぬけおじさん

札幌国際スキーマラソンが終わって少し腑抜けている。
今週のバイクトレーニング(ローラー台)は2回のみ。プッシュアップ&クランチもあまりやっていない。

今シーズンの焦点は札幌国際スキーマラソンでは無く、あくまでも湧別80㎞だ。
ここで腑抜けていては目標を達成できないではないか。

大寒波が襲ってきているとのことだが、そんなの関係ねー!そんなの関係ねー!おっパっピー!
週末は再びスキーに乗るぞ!

まずは厚別行って、淡々とLSDで滑りまくろう。

湧別のコースの高低差を確認したところ、スタートからほぼほぼ下りということまでは分かった。
とはいっても、傾斜がゆるくそれほど楽はできないだろう。
完走者のブログ等を読んでも、ところどころにアップダウンはありそうだし、下り“基調”なだけで、重力の恩恵のみでゴールまでいけるような甘さではなさそうだ。
ガシガシ登るような高出力な筋肉は必要ないと思うが、逆に低出力で長時間にわたって動かしつづけるような筋肉が必要になる。
厚別は完全フラット(陸上用トラックなのだから当たり前なのだが・・)なので、LSDトレには最適だ。
コース幅も広いので、音楽聞きながらでも大丈夫そうなのが良い。(本当はマナー違反だと思う。滝野のようなコースでイヤホンつけて滑るのは危険すぎるのでやめてほしい)

あとは寒さ対策をしなくてはならない。
今日の出勤時、外を10分くらい歩いただけで耳がいたくなった。大寒波とはいえマイナス10度くらいだろう。それでここまでいたくなるとは。。
湧別はそんなもんじゃなさそうだ。マイナス15、いや18くらいはいくだろう。
札幌国際スキーマラソンの際は防寒なんてまったく考えなくてよかったが、今回はそうもいかないだろう。寒さでDNFとかもありえる。そんなのは絶対ごめんだ。
週末はヤマ系、スキー系のお店にいって色々と見てこよう。
考えてみると準備に使える時間はあんまり無いぞ。少し焦ろう。


つるやたかゆき

札幌国際スキーマラソン2019

起床してびっくりした。まったくやる気ない。かったるくてしょうがない。昼まで寝ていたい。
とはいえ、ふたたび寝床に戻るわけにはいかない。今日は札幌国際スキーマラソンなのだ。

はっきりいってマイレージ不足だ。
滝野でのレースを想定した50㎞走は失敗して36㎞で逃げ出した。
滝野で50㎞滑れても、本番の50㎞の8割程度の難易度。それを36㎞で逃げ出しているんじゃ話にならない。
1月中、毎日、一日もかかさずに有酸素トレーニングをしてきたので身体の疲労が奥深いところにズシンと残っている。

一応、前日・前々日は休養と燃料の補給を徹底した。
板については義父にホットワクシングをしてもらった。雪温に合わせて2種類の板を用意した。

道具は完璧だが、臆病風に吹かれたこのマインドはどうにもシャッキリしない。困った。困った。

困ってばかりもいられないので、札幌ドームに向かう。
地下鉄の中はXCスキーヤーだらけだ。平均年齢高えー。
いいな、自分もあの年までXCスキーを楽しんでやれているだろうか。みんないい顔している。あんな年の取り方ができるだろうか。
そんなことを考えていたら少しずつモチベーションがあがってきたぞ。

ドームについて、着替えて用具の確認。
気温を見てみると、少し温度があがりそうだ。暖かい方に設定したフィッシャーの板を選ぶことにした。
昨年もこの板で完走している。モチベーションが少しあがっているとはいえ、こんなゲンを担ぎたくなるということはどこか弱っている証拠だろう。

ドームの入り口にあるワックスルームでフッ素スプレーをコーティング。
そんなに効き目があるわけでもないだろうが、精神安定剤的に塗布していく。うん、やっぱり弱っているな。
コーティングをぬりぬりしていたら、ウェーブスタート第一弾がスタートをきったとの場内アナウンスが流れた。
やばいやばい、あと10分後で自分のスタートじゃないか。ここからスタート地点まで1㎞以上ある。急がなくては。
やはり今日はどこか抜けているぞ。真剣味が足りていない。

スタート3分前にスタート地点に到着。いつもスタート地点の写真を撮るのだが、そんな暇もなかった。
まったく何やってんだが。
そんな中、静かにスタートが切られる。なんの感慨もわかない。ただ機械的にガーミンの計測を開始して滑り始める。

スタートからは4㎞地点まではひたすら登りだ。
ガシガシ上っていくが、前が詰まる。レーンを変えて抜き去るが、すぐに前が詰まる。
え、あたしのワックス、マッチしすぎ??

雪質とワックスが悪魔的なほどマッチしている。ちょっとした登りでも力を入れずにクリアできる。
おいおい、最高かよ。登りではだれにも負けない。抜かすことはあっても抜かれないぞ。
ゲンキンなもので、こういう風に自分に有利なシチュエーションになると途端にテンションが上がる。
我ながら薄っぺらくてイヤになっちゃうが、しょうがない。個性だ、個性。

9㎞地点からの急な登りも、19㎞地点の登りも、軽々とはいかないがあっさりとクリア。
ここまで下りで差されることはあっても、登りでは誰にも抜かされていない。
ところどころ雪面に土が混じっているところもあるが、この程度じゃ今日の俺は止められないぜ!ヘイヘイ!!

と、調子にのれたのもここまでくらいだった。
白旗山に入る手前、24㎞~26㎞あたりで急速に力が萎んでいく。
板の調子は好調だが、肝心の蹴る力が湧いてこない。マイレージ不足がここで出た。
登りでも数人にかわされる。ガッデム!悔しいぜ。

32㎞の白幡山で、トイレ休憩。
背中に隠し持っていた『一本満足バー』で糖質を入れて、板を左右入れ替える。
補給はいつまでたっても課題だ。今回はアミノ酸については10㎞毎に摂取していたが、糖質は32㎞地点まで摂取無し。
24㎞地点でへばったのは、血中グリコーゲンの貯金が尽きたのも要因の一つにありそうだ。

白旗山エイドを超えてからは我慢のスキー。
経験上、もう一回くらいは調子が上がるところがあるはずだ。それが「降りて」くるまでひたすら我慢だ。
我慢して滑っていれば、その瞬間(とき)が必ずくるはずだ。

日の当たらないコースを滑っていく。微妙な登りが続くポイントだ。
登ってもすぐに落とされて、また登り。大粒の汗が額を伝わる。目に入って痛いのなんの。
機械的に身体を動かしていくと、ついにその瞬間(とき)が来た。

科学的に考えると、先ほど摂取した『一本満足バー』が血液中に取り込まれたんだろう。
序盤の無敵感が戻ってきた。スイスイいける。

実は札幌国際スキーマラソン 50㎞の部は43㎞までの勝負である。
43㎞地点からゴールまでは、オール下り。43㎞地点の激坂を超えることができれば、あとはボーナスステージなのだ。

勢いよく43㎞地点までクリア。
同じタイミングで坂を攻略していた外国人カップル(超絶美男美女。しかもクラシカルで滑っている!)が坂の上で
『グッジョブ』とウィンクしながらサムアップしてくれた。
『グッジョブ』良い言葉だねえ。しみわたるわ。
さーて仲良く国際親善でもしながら残り7㎞を滑りましょうか、と思ったらものすごい勢いで下って行った。クラシカルであんだけ速いってどういうことだ。すげえ。。。
グッジョブ・・・

置いてかれてしまったが、のこり7㎞の下りを堪能。
最後の展望台セクションはいつ滑っても感動的だ。見渡す限り、真っ白な大地をスキーで滑っていく。
こういうことがやりたかった。大自然の中でひとりスキーを滑らせる。詩的でいいじゃないか。

結局、昨年より15分近くタイムを更新してゴール。サブ5達成だ。
なかなかやるじゃないか、自分。
えらいぞ、自分。

先に滑りおえていた義父がゴールでお出迎えしてくれる。なんとまあ、自分より30分以上も早くにゴールしていたらしい。
70歳でこれだよ。やっぱりXCスキーはおもしれえなー。
自分も70までやれるかな!人生はまだまだ楽しいことがいっぱいありそうだ。

 

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つるやたかゆき

サブスク生活 1ヶ月たってみての雑感

1月から開始したApple Music。
とりあえず、1ヶ月間使ってみての感想を書いておこう。

音楽系サブスクサービスのキモで、各社が差別化をはかるために力を入れている
プレイリストやラジオなのどのキュレーション系の機能は、ほぼほぼ使っていない。
とはいっても、「FOR YOU」で紹介されるアーティストについては、ガンガンお世話になっておりますので直接的ではないが、その恩恵は受けているのかと。
「中の人」の出来がいいのか、「FOR YOU」で紹介していただく(すげえ丁寧な言い方)アーティストはかなり好みにあう。ありがたい。
若いころのように能動的に音楽の情報を取りに行ってないので、この機能は「受け身」とはいえ趣味の幅が深まって(&広がって)いくでありがたい。

ただし、この「FOR YOU」の中の人は生真面目なのか、例えばこちらが深い意図もなく昨年の大ヒット曲「USA」なんかをたまたま再生してしまうと、すぐに『DA
PUMPの隠れた名曲』なんてプレイリストがシュバってくる。
いやあ、お気持ちはありがたいんですけどね。。紹介されてもなあといった感じ。
とはいえ、こういうことがあったとしても使い勝手にはほぼほぼ影響しないので許容範囲だ。

振り返ってみると今月はアルバム69枚を聴いていた。
(ふるい人間なのでどうしてもアルバム単位で聴いてしまう。。)
相対的にこれが多いのか少ないのかはわからんが、とりあえず新しい音楽とアルバム69枚分で会えることが出来た。
卑小な話だが、フィジカルメディアに換算すると1枚2000円だとしても138000円分だ。

若いころはこういうサービスに対して、「業界の健全な発展が・・」なんて小難しいことを考えて、そこに対するスタンスを明確にすることがリスナーとしての小さな矜持だったが、けっきょくフィジカルメディアを定期的に買うということもだんだんとしなくなってきた。
それならば、気に入った曲をこういうサブスクサービスで1回でも多く再生することが、「業界の健全な発展・・・」に繋がるわけで、フィジカルメディアを買わなくなって業界が地獄に堕ちるより、サブスクサービスで小銭でもいいから業界に支払う方が、それがつまるところ地獄にいくとしても、少なくとも自分が納得できる地獄な気がする。
要は、ろくに市場に金も落としていないのにサブスクサービスを批判しちゃいけんよねって話だ。

そういう小難しい理屈を除いても、サブスクサービスは楽しい。
出勤前にiPhoneに1枚ダウンロードする。マンションのエスカレータに乗りこむと同時にプレイボタンを押す。
そこから昨日まで知らなかった音楽を聴きながら30分の徒歩通勤だ。
音楽にたいしてあーだーこ―だを言う前の、中学生のころと同じような新鮮な気分だ。

音楽に対してマンネリ、自家中毒症状をおこしている人にはおススメしたい療法っすな。


つるやたかゆき

1月の振り返り

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年が明けたと思っていたら、もう2月。
あっという間に2019年の12分の1が終わった。

1月は特段、大きな冒険ランなどは予定していなかったので淡々と過ごしていた。
毎日、ランかバイク(ローラー台)かXCスキーの何かしらのトレーニングを行った。
正直、後半になってくると疲労が蓄積してきて、毎日ダルイダルイだったのだが続けられたということは大きな自信となる。
内訳の詳細としては
ラン・・・44㎞
バイク・・・495㎞
XCスキー・・120km

ランは50㎞未満。平日の夜ランを寒さを言い訳にして放棄していたので妥当な結果だ。
代わりにバイク(ローラー台)を乗りまくっていたがトータルで500㎞程度とは、いささか残念な感じ。
もっと乗れていると思っていた。
やっぱり1回のスティントが25㎞じゃこんなもんか。
理想は2時間、50㎞を乗りたいのだが今の生活で可処分時間をこれ以上捻出するには、ほかのことを色々犠牲にする必要がある。
ローラー台は、「ながら」でできることが結構あるので、時間の使い方を工夫したいな。

XCスキーについてはもう少し走り込み(滑り込み?)たかった。
2月は札幌国際スキーマラソンと湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会がある。
それぞれ50㎞と80㎞の大レースだが、マイレージが足りていない。
焦点は2月後半の湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会、それまでにはちゃんとスキー用の
脚を作りこんでおきたい。

2月後半まではXCスキーを毎週のようにやることになる。
外ランもそれほど出来ないだろうから、家の中でローラー台をクルクルする頻度も1月と変わらなさそうだ。
ランの脚とバイクの脚は全く違うので、外で走れるようになったらラン用の脚を作るのに一苦労しそうだ。
だけど、楽しいからいいや。

しっかり走りこむのは3月になってから。
3月の後半は50㎞前後の長距離ランを2本くらいできるような脚になっているといいけどなあ。


つるやたかゆき

ホムセンウェア

XCスキーや冬のランニングの際に、インナーなにを選ぶか問題は色々なやましい。
10㎞~20㎞程度で街中をぐるぐるまわるようなランニングだと、インナーはモンベルのジオラインLW一択だ。
何度か書いているが、こいつは本当に素晴らしい。
汗を積極的に外側に排出し、肌の表面はサラサラ。冬の長時間有酸素運動の大敵である、「汗冷え」がほとんど起きない。

ただしジオラインLWは「LW(ライトウェイト)」の名前通り、とても薄い。
防寒という観点では心もとない。エスケーブゾーンがどこにでもあり、最悪脚がとまってしまっても公共交通期間の選択肢がある
短時間&街中のランニングではとても有効だが、XCスキーのように長時間山の中にいる、
真冬に都市間ランニングをする(途中でエスケープもできない)などの状況では、寒さへの観点ではいささか心許ない。

そういうシチュエーションで愛用しているのが、カインズホームで大昔に手に入れた、防寒ストレッチシャツ。
申し訳程度の起毛素材、ストレッチしているので身体に密着して汗抜けも良い。汗が保水することも少ない。
1着1000円で、カインズホームの衣料コーナーに1000円で売っていた。
ホムセンものなので使えなかったら部屋着にでもしようと、大して期待もせずに購入したのだがすこぶる使い勝手が良かった。
手に入れて4年くらいたつが、冬は前述のジオラインLWとこの防寒ストレッチシャツのみしか使っていない。

あまりに使い勝手が良いので、もう1着ほど買い増ししようと思ってカインズホームに行く機会がある度に、
衣料コーナーを除いているのだが、なかなか売っているのを見かけない。
さては人気がなくて廃番になったのかなー、惜しいなーと思っていたが、先週ついに遭遇することができた。

http://www.cainz.com/jp/contents/working-wear/

細かいところは4年前と変わっているが、コンセプトは一切ブレていない。
しかもクリアランス中!980円だ。

早速ゲットオン。

昨今、ワークマンのウェアがストリート(だっせえ表現だな・・)で人気とのことだが、いやいやカインズホームもなかなかやりまっせ。
ちょっとデザインがアレだけど、インナーに着るのなら問題なし。
これに限らず、ホムセンは色々と宝の山が眠っている気がする。
また機会があったら買い増ししてやろうっと。

つるやたかゆき

お久しぶりランニング

昨日のダメージがでかすぎて、クロスカントリースキーはお休み。
なんつーか、身体のダメージよか心のダメージの方がデカい。
想定より早くへばってしまった身体への不信感がすごい。自分の身体なんだけど。。

取り急ぎで、昨晩はBCAA溶液とプロテインを流し込んでリカバリーを図ってみた。
身体の重さはとれたが、心はしぼんだままだ。

こういう時はランに限る。
外を走って、新鮮な酸素を吸い込んで、汗をドバドバ出そう。
そしてお風呂屋さんにでもいってノンビリしよう。


ガツッと10㎞。
元日以来のランニングだ。マジで久しぶり。こんなに期間が空くのも珍しい。
幸いなことに走り方は覚えていた。

脚はダル重で太ももはピリリと痛い。だが楽しい。
いつものランニングコースは雪のせいで細くなって、すれ違うのも一苦労。雪でボコボコで着地をミスったら捻挫しそうだ。
でも楽しいんだよなー。

冷たい空気をいっぱい吸い込んで、推進力に変えていく。
タイムはカスだったが、目一杯リフレッシュできた。

その後は近所の銭湯・極楽湯へ。
サウナに入って水風呂に行く。このルーティンを4回繰り返すと、身も心もさっぱりする。
ポイントカード、30個貯まったぞ。
40個集めると、4回分の無料券がいただけるらしい。
あと10回。春までには40個いけそうだな。

 

つるやたかゆき

クロスカントリースキー (滝野 3回目)

今日も滝野でクロスカントリースキーだ。
朝から快晴。雲一つない。雪面もバキバキに圧雪されていて滑りやすい。
シーズンに1回あるかないかといった、最強のコンデション。
ウェーイ!これは滑るしかないっしょ!!

今日も6㎞コースを周回。
美味い人たちは10㎞、16㎞コースに行くので6㎞コースはトラフィックが少ない。
それでいて登り下りのバランスも良いのでしっかり鍛えることができる。

4週目(24㎞)までは楽々だった。
ワックスもばっちりあっていて、登りでもスキーが走る。
日陰になるとちょっと滑りが悪くなるがそこまで致命的では無い。
いまのワックス、雪温が少し高めで作用するみたいだ。札幌国際スキーマラソンはこのままで大丈夫そうかな。

楽々滑っていたが5周目以降はガクッとペースが落ちた。
太ももから下が重てぇぇ。。乳酸にどっぷり浸かっているみたいな感覚。
どうしたんだ。筋肉が疲労するタイミングが早すぎる気がする。
ランでいうと心肺じゃなくて筋肉をつかって走っている感覚。これじゃ長時間の運動はできない。
結局6周(36㎞)でジ・エンド。

札幌国際スキーマラソンまであと2週間。
練習は2回できるかできないか。うーん、ヤバいっしょ。


つるやたかゆき