ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

朝ドラの内容なんて知らない方が幸せな人生を送っている証拠だ

毎日愛読しているブロガーさんがいる。
山と自転車にぞっこんで、マジでアタマがいかれてらっしゃる(最大級の称賛)
今回の10連休も毎日、山スキー
人生のプライオリティが山と自転車に全振りしていて、そのハマり具合と文章力の高さにほれ込んで毎日読んでいる。
(更新頻度もめちゃくちゃ高い)
そんな彼が2週間ほどまえにエントリーした内容に驚いた。
ご本人は道東の出身なのだが、故郷が朝ドラの舞台となっているようで、今度機会があったらまとめて見てみたい、という内容だ。

自分は朝ドラを通して見たことが無い。
1話を丸々見たことも、もう20年くらい無いと思う。
(そもそも学生さんや会社勤めの人がアレを見るのって相当難しくないか??朝の15分はとても貴重だし、そもそも通勤・通学の時間と丸被りしている人の方が多いと思うのだが・・)
そんな自分だが、いま現在放送している朝ドラの主演の子、舞台となっている地方、物語のアウトラインはなんとなく知っている。

北海道が舞台なので「チカホ」にも大きなポスターが掲示されいたし、NHKを見ていたらちょくちょく番宣も入る。
非常に大きいコンテンツなので、特に意識してなくてもYahoo!のトップページを見ていたら、関連記事がアップされていて視聴率から物語の展開までなんとなくわかるようになっている。

なので、2週間前まで朝ドラの舞台が分からない人がいるってのは驚きだった。


ただ、驚いたと同時にとてつもなく羨ましくなった。
自分が大して興味ない朝ドラの主演女優や物語のアウトライン、舞台となった地域まで知っているのは何故なんだろう。
なんの目的があってインプットしていたのだろう。
例えばこれが、「自分は興味は無いが取引先のお偉いさんが大ファンでしょうがなく・・」というのだったら、意味はあると思う。
動機としては下らないかもしれないが、立派に仕事に役立っている。

でも自分は、なんにも役に立たないデータをいつの間にか受け身でインプットしていた。
その知識は1ミリも何かの役にたたないし、役立てる予定もない。

脳の容量はどれくらいあるのか不明だが、少なくとも自分が受け身で朝ドラの情報を入れていた(無意識的に)間に、
彼は自分の好きなこと、興味があることにフォーカスしていた。
決して意識的に朝ドラの情報を排除しながら生きていたわけでは無いだろう。ただ、他にもっと興味がある対象があってそれにフォーカスしていた結果として朝ドラの情報は彼の守備範囲の外にいってしまったのだろう。

自分も含めて世の中、こういったフワフワした情報をいつの間にかインプットしてしまっている人が多いのではないか。
フィルター無しでガンガン入ってくる情報なんて意味が無い。
しっかり取捨選別をして、必要なものだけに焦点をあわせてい過ごしていた方が自分の人生の密度を濃くできるのではないか。
人生の残り時間、余計なことに自分の脳のメモリをふって生きていきたいものだ。

朝ドラの情報をいつの間にか、無意識的に知っているなんて、人生を真剣に生きていない証拠だ。


つるやたかゆき

岩見沢→苫小牧キャノンボール(敗退記)

這う這うの体ではあったが、支笏湖トライアングルを完走したが、GWということで時間はたっぷりある。
次は行動234号線完全人力踏破だ。

岩見沢から苫小牧までを走る234号線。こんな道路があることも知らなったが、なかなか面白そうだ。
岩見沢ー苫小牧が一本の道路でつながっているなんて、そこを人力踏破するなんて、話題性抜群でしょ。
(俺の中で・・)

始発にのって岩見沢へ。
昨年、美唄旭川キャノンボールをやった際にも乗ったが、始発のこの電車は趣がありすぎる。
令和の時代に昭和の電車ってのも乙なもんですね。お尻が痛くてたまらんけど。

スタートしてハッキリわかる違和感。
支笏湖トライアングルの疲労がまったく抜けていない。路面からのショックを筋肉がいなせていない感じ。
2日間、しっかり静養したのに・・

こりゃあ辛いなあと後悔しはじめたが、せっかく電車賃をはらってここにいるのだし、なにより時間はたっぷりあるのでとりあえず行けるとこまで行こうと走り始める。
ぎこちない脚の運びも、身体が暖まってくるにつれてどうにか動くようになってきた。
それでも身体全体的にしんどい。全身が酸欠になっている感じだ。あわせて胃の調子もなんだかイマイチ。
うまく走れない。思い通りにならない身体ってのも不思議なものだ。自分の身体なのに。

こんな辛い思いをして走る意味ってあるのかと思う。
天気も良くない、風も冷たい。風景だって殺伐としている。
『走るひと』的世界観とは真逆なことをやっている。
だれだって、『走るひと』的なカラフルでスタイリッシュで都会的な世界の方が好みだわな。
だけど、今更そんな方向にもいけないだろってのもある。
誰も見ていない、なんの記録もかかっていない、俺チャレをやることは絶対に贅沢だ。
誰かの作ったレースで、誰かに感動を与えてもらうより、こっちの方が自分の性にあっている。

なんてことをグダグダ考えていたら、思考の自家中毒にハマってしまった。
身体の調子が悪い時はメンタルでカバーしなきゃならんのに、そのメンタルまでいかれちまったら、どうしようもない。
バス停の小屋で暫く休憩して答えを出す。
うん、リタイヤしよう。これ以上やっても故障するリスクを抱えるだけだ。
とはいえ、ここからエスケープするのも難しいポイントだ。
そこから更に15㎞ほど走って長沼温泉まで逃げてきた。

昨年もここに逃げこんだな。。長沼温泉サマサマですな。
そこで身体をあたためて、バスで北広島駅まで。

負け惜しみじゃないけど、JRの一日切符を買わなくて本当に良かった。
このルート、必ずリベンジしてやろう。

 

つるやたかゆき

4月の振り返り

4月の走行距離は198㎞だった。
先月からマイナス100㎞。

ただこの結果は想定内だったので問題なし。
回数はすくなめだが、しっかりとスピード練習ができていたので良しとする。
脚は常にじんわり疲れているが、大きな故障もないし体調もそこそこ良い。
おおむね満足できる一ヵ月だった。

当座の目標は6月あたまのJAL千歳国際。
路面はグラベルで高低差もあるのでタイムを狙うには少々しんどい大会だが、不思議と相性が良い。

前半が登りで後半が下り基調というコースレイアウトが、ポジティブスプリットの自分にあっているのかもしれない。
前半は登りをガシガシ攻略して、バテている後半は重力の恩恵に与る。
そんなズルい戦略とマッチしているのだろうか。

ここ2年程、PB更新ができているので今年もできればいいなーと思っている。
具体的な数値目標はサブ3.5なんだけど、ちょっとスタミナが不安だな。
玉砕覚悟でつっこめばどうにかなるかな。でも玉砕はしたくないよな。。
ペース配分失敗してボロボロの状態で後半の舗装路区間を走るのは、嫌だなー

もう少し練習、がんばろ・・

つるやたかゆき

支笏湖トライアングル

前からやりたかった、千歳ー苫小牧ー支笏湖トライアングルを決行した。
地図でざっくりと距離を測ると70㎞ほど。獲得高度は250メートルくらい。
苫小牧から支笏湖までが登り。それ以外は平坦か下りかな。

千歳から苫小牧までは国道36号線
苫小牧から支笏湖までは国道276号線(正確には併設されているサイクリングロード)
支笏湖から千歳までは、サイクリングロードを使う。

どの道もうんざりしそうなくらい単調だろう。
距離的なものよりも、精神的なもので疲労しそうだ。
加えて、苫小牧からは補給がまったくできないのも地味につらそう。


JRの始発に飛び乗って、千歳まで。
7時過ぎにスタート。
何度か走っている国道36号線だが、やはり単調だ。
天気も良いので、7時だってのに汗がダラダラ。

今回、サングラスの選定をうっかりしていてオークリーのフロッグスキンをかけてきてしまった。
普段の生活ではぴったりフィットするのだが、汗と日焼け止めのせいで、じょじょに下がってきて鬱陶しいことこの上ない。

単調で殺伐とした風景にグッと耐えて、最初のポイントであるウトナイ湖に到着。
幸せそうな家族連れを横目にストレッチ。汗まみれのオッサンがストレッチ。あんまり美しい絵じゃないな。ごめんよ。

ここから苫小牧市内にはいって276号線を目指すのだが、これが長かった。
地図を確認すると割とすぐなイメージだったが、なじみのない街中を走っているととにかく長く感じる。
陽もだんだんと高くなってきており、276号線の接続ポイントについた時はかなり消耗していた。

276号線沿いのサイクリングロードは登り基調。
ご丁寧に距離表示の大きな看板が1㎞毎に設置してくれている。
これ、日々のトレーニングで利用している人はいいのだろうけど、こういうことやっているとホントしんどく感じる。
次の看板が出てくるまで長く感じる。GPSで1㎞毎のラップは把握しているので、看板とどう違うのって話なのだが、看板はおもてーんだよな。。

遮るものがなく、周囲を林に囲まれたサイクリングロード。
景色もほとんど変わらない。
景色に変化があれば気がまぎれるのだが、走っても走っても同じような風景。
遠くに見える樽前山が綺麗なのが救いだが、これとて10分も眺めていると飽きてくる。
樽前山の山頂の雪を見ているとかき氷が食べたくなってくる。
こういうときの食欲はいかん。そればっかり考えるようになる。悪いループだ。
事前に予想した通り、体力的なことより精神的なもので削られていく展開だ。

それにしても追い抜いていくロードバイクの軽快さったらないね。
登り基調でもぐんぐん進んでいく。こちとら傾斜でヒーヒーいいながら進んでいるのにロードバイクのスピードはなんなんだ。まるで無重力じゃないか。
過去ロードをのっていたとき、あんなふうにライドできていたかな。

へばりながら276号線の終着点へ。あとは千歳まで下り基調の20㎞超のサイクリングロード。
おととし、支笏湖キャノンボールで通った道。正直、あまり良い印象は無い。
暑い、単調、補給ポイント無し。悪い要素がそろっている。

そして今回もその印象にたがわず最悪であった。
終わりが見えない。いつもなら20㎞程度ならピャーっと走って終わりなのだが、とにかく時間がかかる。
水も補給食もしっかり持参してきたはずだが、じょじょに減ってきた。心許ない。不安になる。
ヒグマ注意の看板も怖い。目撃されたの2日前じゃないか。。
ビビりながら走っていると、10メートル前に鹿が6頭もでてきた。マジかよ。迫力あるな・・・
鹿は完全にこっちのことなんてシカト(うまいね、どうも)でまた森にきえていった。
悪さはしないだろうが、6頭相手に喧嘩しても勝てる自信なんてない。泣きそうになりながら前にすすむ。
たった20kmを3時間もかけて千歳市内に到着。
ああ、この後半のセクションはJAL千歳国際のコースと被るんだな。
ゴルフ場の『長嶋茂雄インビテーションセガサミー大会』の看板見たら、なんだかとてもホッとした。
ありがとうミスター、ありがとうセガサミ―。

シーズン最初のキャノンボールラン。
なんだかとっても疲れた。まだ、脚ができていないのか。。
家で飲んだビールは最高だったが、こういう遊びをするにはまだまだ鍛えていかなきゃならんな・・


つるやたかゆき

白シャツ生活

新年度ということもあり、仕事用の白シャツを入れ替え。1年半ぶりだ。
ここ5年程、仕事では白シャツしか着ていない。白シャツ5枚を月曜から金曜まで着ている。
シャツのタグにそれぞれ曜日を記載しているので、朝は当該の曜日を選ぶだけ。
そんな風に、なんにも考えないのが楽で良い。
ついでに言うと、パンツの内側にも曜日を書いてある。
仕事中の服装についてのプライオリティはファッション性などでは無く、あくまでも『他人に不快感をあたえない』この一点につきる。
白シャツなら、オシャレとは思ってもらえないが少なくとも不快感を感じる人はいないだろう。

仕事用なので複数枚あるが、そうなると着た回数に偏りがでてしまう。
内側に曜日を記載しておくと、その心配もいらない。
(厳密にいうと、月曜は祝日が多いので登場回数は少し減るが・・)
同じ頻度で着るので、消耗具合も同じだ。
なので入れ替えも一変にできる。
個人的は1年半を目途に入れ替えている。
1年半は回数に換算するとだいたい70回程度着たこととなる。70回着るとさすがにクタっとしてくるので、そのタイミングで入れ替えだ。

服装に興味が無い人は、職場用の服だけでも『制服化』するべきだ。
これだけで、出勤前の朝の忙しい時間がシンプルになる。
何を着ていこうとか、組み合わせなどを考える時間は思ったより脳のメモリを食うし、なにより時間がかかる。
1日2分かかるとしても、ひと月で40分。1年で480分(=8時間)にもなる。
8時間あれば本を2冊ほど読めるだろう。


もちろん、ファッションを仕事にしている人は別だが、パンピーの服装なんて周囲の人間は誰も気にしていない。
そこそこ清潔感があり、身体にフィットしたものを選んでおけば陰口を叩かれることなんてない。
だったら、そこに関する労力は可能な限りゼロにして好きな本でも読んでいた方がマシだ。

白シャツ生活は誰でも気軽にできるライフハックである。ただしカレーうどんは食べるときには気をつかうが・・・

 

つるやたかゆき

 

レッドゾーンまで回す

週1回はスピード練習をするようにしている。
最初は嫌で嫌でたまらかったが、回数を重ねてくると楽しくなってきた。

スピード練習は公園の周回コースを使っている。
夜の公園はところどころ暗いが、十分な道幅もあるし、なにより周回ってのが良い。
運のよいことに1週あたり(ほぼ)1㎞なのでペースのイメージがしいやすい。

スタートからガンガン身体を追い込んでいく。
心拍もあっという間にレッドゾーンに突入して、正直2㎞も走るとやめたくなる。
ただその状態で必死で身体をいじめてやると、普段のランニングではなかなか鍛えられない箇所に負荷がかかるのがわかる。
そして、ランの後の爽快さ。
どんなペースのランであれ練習後は爽快さがあるのだが、スピード練習後の爽快さはちょっと尋常じゃない。
呼吸はぜーぜーはーは―なのだが、身体の芯から疲れている感じがたまらん。

普段、街乗りしかしない自動車をたまに高速道路でアクセル開度を大きめに使うと、それからしばらくはエンジンがスムーズになる
エンジン内にたまったスラッジが、高回転域でエンジンを使用することによって流れていくことがその要因だ。
人の身体も同じ。
いや、人体なんてエンジンと比べたらもっと複雑で繊細なシステムなのだがら、こうやって負荷を与えてあげることでより一層活性化するのは、考えようによっちゃ当たり前かもしれない。
サブ3ペースでスピード練習をガンガンやって、普段の巡航スピードの底上げをやっていこう。


つるやたかゆき

パタパタ

あんまり季節や暦に左右される仕事をしているわけでは無いのだけれど、新年度がはじまっての1週間はパタパタしていた。
世の中の人は、新年度ってことでひどく慌ただしくバタバタされていることも多いと思うのだが、自分はそのレベルには達していない。
バタバタなんておこがましすぎる。せいぜいパタパタがいいところだ。

3月はリスクを抱えながらではあるが、しっかりと距離を踏めた。ようやく脚がランモードになってきた。
4月はこれにスピードを足していく。
夜ランもスピ連と坂ダッシュをメインとしていこう。

平日の火曜~木曜の3日間のトレーニングの予定は崩したくないので、こんな感じで。

火曜・・・スピード練習。キロ4分半で8㎞~10㎞(公園内のフラットな周回コース)
水曜・・・ジョグ練習。キロ5分40秒(サブ4ペース)で10㎞(河川敷コース)
木曜・・・ジョグ練習。キロ5分40秒(サブ4ペース)で8㎞ + 河川敷の坂道ダッシュ5本

こんな感じで一ヵ月もやればそこそこモノになりそうだ。
おそらく心肺系がきつくなってくると思うが、ローラー台でもやって追い込む訓練もしておこうかな。
心肺系の追い込みって、寿命縮めている感じするのでちょっと怖いんだけどね。

 

つるやたかゆき