ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

底上げ

11日にハーフディスタンスのスピード練習をやってから、フットサルもやったので筋肉痛が酷く寝返りを打つのもつらかった。
そのためランは2日間お休み。

まだ、ふくらはぎにはダメージが残っている感じがするのだが、休んでばっかりはいられないので軽くジョグペースで夜ランを試みる。
着地のたびに、ピキッとした痛みが走るが走れないほどでは無い。むしろ心地よい感じだ。
ジョグペースで入ったつもりだったが、最初の1㎞は5分40秒。自分の中でジョグペースとしては少し速い。
だが、それほど苦しくもない。このペースなら20㎞程度は楽に流せそうだ。
このまま走り続けたらどこかでクリフハンガーがくるかなーと思いながら、いつもの河川敷コースで10㎞を走り終えた。
びっくりすることに、タイムが綺麗に5分40秒台でそろっていた。

病み上がり(?)でそれほど気合も入れていないのに、巡航ペースが格段に上がっている。
スピ連をしっかりやっているとスピードの許容量の上限が大きくなって、結果的にベースアップされるのだろうか。

詳しい理由はわからないが、ベースアップされて困ることはない。
疲労度が変わらず巡航速度が上がると、消費するパワーが同じで移動できる距離が増えるということだ。
これは僕のような都市間移動ランをしているものにとっては大きなメリットだ。
スピードと持久力、両方とも磨いていくことが大切だ。

ランのあとは、読書。
最近、また「BORN TO RUN」を読み返している。
この本で一瞬流行ったミニマルなシューズ革命はあっという間に過去のものになってしまった。
いまの流行は厚底シューズ。
ナイキのコマーシャリズムは、この本で批判されていた時より酷くなっている。

この本で何かが変わると思った人たち(僕を含む)は、現状をどう思っているのだろう。
それともこの本も、一過性のブームに過ぎなかったのだろうか。

そんなことを考えながらページをめくる。

ベアフットテッド、いいなあ。途中ひどい描かれ方なんだけど最後の最後に泣かせる。こういうキャラいいよなあ。
どのページをめくっても新しい発見がある。
世間ではブームとして消費されてしまったかも知れないが、僕はまだまだ読み続けることになりそうだ。


つるやたかゆき