ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

圧雪おじさん

寒波は完全に去っていなく、空気がひどく冷たい。ただし空はピーカン。悪くない。
XCスキーを担いで、一路厚別競技場へ。湧別に向けて、XCスキーLSDをやっておきたい。
滝野だと登り下りが多く、運動量が安定しない。低出力長時間をやっておきたいのだ。

大谷地で地下鉄をおりて、厚別競技場までとぼとぼと歩く。犬の散歩をしている人が多い。犬、かわいい。
厚別競技場の周回トラックは残念なことに圧雪されていなかった。
連日の降雪で、トラックがこんもりしている。到着したのは9時半だったがトラックには誰もいない。
僕ひとりのために圧雪なんて贅沢なお話だ。だったら自分で圧雪するしかない。
ふかふかの雪なので、板さばきが困難だ。からみついて安定したフォームにならない。一気に心拍数が上がる。
低出力長時間を目標にしてきたのに、1周400メートルのトラックで呼吸が上がってしまった。
ただ、これも考えようだ。ほぼほぼ特設コースとなる湧別の80㎞のコースは、場合によってはこういうシチュエーションになっている可能性がある。
その時に、こういったラッセルをしていた経験が役に立つはずだ。
圧雪がされていない、雪面が緩いなどはいくらでもありえる。その時にこの経験があれば、ドンと構えていける。

25周、10㎞ほどすべるとトラックのレコードラインはほぼほぼ圧雪された。セルフ圧雪も捨てたもんじゃない。
そのころになると、トラックにちらほら人が増えてきた。
みんなー、圧雪したのは僕だよーと叫びたかったがそんなことをしたら狂人と思われるのがオチだ。
ひっそり、だまってやるのが粋ってもんよ。

とはいえ、圧雪で力を使い果たして結局20㎞で力尽きた。
登りが無い分、下りで回復することも出来ずに乳酸がジワジワたまっていく。
こりゃ、来週も少しやる必要がありなー。来週は圧雪する手間が無きゃいいんだけど。

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つるやたかゆき