ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

千歳JAL国際マラソン走ってきました。サブ4達成の記録(後編)

いろいろと小難しいことを考えていた。

ペースのこと、補給のこと、オールスポーツに写真を撮られた時の表情のこと、いろいろ考えていたが、スタート地点に到着して全てがふっとんだ。

 

10時20分スタートなので、10時にはスタート地点に着いていた。

千歳JAL国際マラソンは、持ちタイムでのブロックわけがされていない。単純に早くスタート地点にきたものが前に並べるのだ。

ネットタイムで勝負しようと思っていたので、後方からのスタートなのはかまわないのだが、千歳JAL国際マラソンに関してはスタート直後の渋滞が半端ない。

青葉公園の遊歩道をつかうのだが、お世辞にも広いとは言えない。

またそれほどシリアスなレースでないため(制限時間は6時間だ)ファンラン、とりあえずの完走狙い、など実に多様な楽しみ方をする人でごったがえしてしまう。

 

キロあたり5分20秒フラットで30km地点までいくことが、作戦のキモなのでスタート直後の渋滞の影響は最小限に抑えなくてはならない。

それなのに、このスタート位置は圧倒的に不利だ。

かといって、前に強引に割り込んでいくほど育ちが悪くないので、悶々と後方でスタートを待つこととなった。

 

10時20分きっかりにスタート。

手元のガーミンの計測では

入りは6分44秒。この時点で1分20秒の借金を背負った。

とにかく、隊列が安定しない。それもそのはず、千歳JAL国際マラソンはコースの大部分がグラベルなのだが、前日の雨の影響でところどこに大きな水溜りができているのだ。

序盤にシューズを濡らしたくないのは人情ってもんだ(スタートから3時間後、大雨がきて、ささやかな抵抗は水泡に帰するのだが・・)

水溜りを避けようと、隊列が不安定になる。

ゆったりしたペースは変わらず、6分11秒、6分6秒、3kmを過ぎても6分台にきれない。

ちなみにサブ4は、キロあたり5分40秒フラットでなくては達成できない。

すなわち均等にわったタイムと比較しても借金を背負っている計算となる。

 

3kmを超えて、急な下りのセクションが現れた。

少し隊列が空く。前に行けるチャンスだ。下りで飛ばす。心拍も一気にレッドゾーンまで入れるが、ここでリスクをとらなきゃ借金ばかりが増えそうだ。

まるでトレイルランの下りのような足さばきで、前を狙う。

ファンラン勢などはちょっと迷惑そうな顔をしていたが、心の中でスマンスマンと唱えながら豪快にオーバーテイクをさせてもらった。

 

ここから中間点である21km地点までは5分30秒を常に切るスピードでいけた。

基本登り基調なのだが、苦しくは無い。さんざ、田舎ランで峠を攻めていた甲斐があっったってもんだ。

細かく、アミノ酸の粉末をとっていたことも有効に作用しているのかも知れない。

また千歳JAL国際マラソンの給水は大塚製薬がスポンサーについているので、『アミノバリュー』なのも嬉しい。北海道マラソン、ここは見習ってよ、マジで。

 

想定しているタイム通りで折り返す。全て順調だ。路面は悪いが致命的なほどでは無い。全て順調である。

全て順調。だが、楽しくは無い。これだけ快調に走ることができているにも関わらず全く楽しく無い。

土曜日の早朝、まだ静かな街中を駆け抜け、静かに脳内が覚醒しているようなゾクゾクするような気持ちよさ。

平日の22時過ぎ、光と闇のコントラストの中、ひっそりと自分と向き合いながら思考が極限までシンプルになるあの気持ち良さ。

誰もいない峠で、『なにかあったら誰にも気付かれず死ぬ。。』という状況で、なぜか楽しくなってしまうあの感情の高ぶり。

 

そういうものは何も無かった。

コンペティブの環境はそういうものと言われたらそれまでかもしれないが、ランのもつ原始的な楽しさは、このレースの最中に一度も感じられなかった。

 

それがショックだったかというと、そうでも無く、淡々とその状況下でいまやるべきことをこなしていく。短期的なマイルストーンでの達成感がそこにあった。

 

中間点をすぎると下り基調。ネガティブスプリットは一切無視していたが、重力の恩恵があるために結果的にタイムは上がる。

一気に30km地点まで駆け抜けた。

 

僕はよく言う、30kmの壁は一切信じていない。

本来の壁は中間地点から30kmの間にあると信じている。

中間地点で感じる『もう一回これをやるのか・・』が一番の壁だ。

30kmまでくれば、あとは12km。12kmはフルマラソンを4時間前後で走る人なら1回の練習でサクッと走る距離。それが壁になることは無い。残り12kmになればあとはカウントダウンだ。いつもそう思って走ってきた。

 

さすがに33㎞地点で疲れを認識した。降り始めた雨は、いつの間にか勢いを増しており、ハットはグズグズに濡れて、ハットの用をなしていない。

疲れを認識したが、余力はしっかり残っている。

毎週末、最低20㎞のランをやり続けたことが効いているのか。

とは言え、脚の攣り等は怖いのでペースコントロールをはじめる。

 

後半のターマックに入り、シューズをadizero CS boostにした恩恵が出てきた。

フォフットで着地させて走らせてやると、想像以上に効果的な反発が生まれる。

この時点で4時間切りは確信していた。

計算通りだ。

今までの大会では無かった、『計画を決めて、それを確実に遂行する』ということが、出来たことが嬉しい。タイムなんて実はどうでも良くて、それが出来たことが嬉しいのだ。

 

3時間55分でゴール。

事前の想定タイムと1分ほど違ったが、ほぼ完璧にレースをマネジメントできた。

 

ゴール後も嬉しさは特になく、ただただ『遂行できた』という満足感だけがあった。

 

タイムを追うのもなかなか楽しいと思わせてくれた、今回の千歳JAL国際マラソン。

ボランティアの学生さんたちの、温かい対応が身に染みる、本当に良い大会だった。

来年はタイムを狙わず、これくらいの時間で帰ってきたいものである。

 

つるやたかゆき

 

 

 

千歳JAL国際マラソン走ってきました。サブ4達成の記録(前編)

1週間たってしまったが備忘録的に記録を残しておく。

 

前日(6月3日)に実家入り。なるべく会場(千歳)に近い方が翌日に楽をできるので毎年このルーティンだ。

思えば、千歳JAL国際マラソンも4回目の参戦だ。初めてのフルマラソンもここだった。そういう意味では定点観測にはもってこいの大会となる。

前日受付を済ませて、シューズにチップを括りつつけて、ウェアにゼッケンを貼る。

ウェストポーチに補給食や塩タブを押し込む。

 

装備のまとめ

▪️シューズ

adidas adizero CS boost

 

 

▪️ウェア

 パンツ

adidas predator climacool

シャツ

adidas climalite

コンプレッション(上下)

adidas tecfit

ソックス

tabio レーシングラン

 

(Tabio)レーシングラン25?27cm サラシ

(Tabio)レーシングラン25?27cm サラシ

 

 

ハット

モンベル ワイドブリムハット

 

(モンベル)mont-bell ワイドブリムハット 1108743 BK ブラック L

(モンベル)mont-bell ワイドブリムハット 1108743 BK ブラック L

 

 

 

こうして書くと、まったく変わりばえのしない装備である。

慣れたモノは安心できるので、まったく問題ないが。。。

今回は雨の予報だったので、サンバイザーはやめてモンベルのワイドブリムハットにした。ロングランをやるときにはいつも被っており、なかなか快適である。

パンツは普段の練習ではまったく履かないが、大会のときはこれを選ぶことが多い。

理由としては、サイドに割と深めのポケットがあるのでジェルなどを一時的に収納できるからだ。ジェルを握りしめながら走っているので、給水時などはポケットがないとどうしても不便。そんな消極的な理由で大会のときだけ引張り出される。

 

シューズはギリギリまで、adidas adizero BOSTON  boostと悩んだ。

千歳JAL国際のコースはその8割がグラベルであり、路面のμが低い。コンチネンタル社のラバーをもつadidas adizero BOSTON  boostの方が、グリップは効くし足に優しい。

だが、コース前半の延々続く登りに関しては軽量なCS boostに利がある。

結局、タイムを意識してCS boostを選択。

 

補給食は、ザバスのピットインリキッドを2つと塩熱サプリ。それにマツキヨPBのアミノ酸の粉末。マツキヨPBのアミノ酸は安くて量も多いので普段の練習から愛用している。装備品に関しては大分洗練されてきたな。一方で、なんの冒険もしなくってしまって少し寂しくも感じている。

 

大会当日は2時間前に会場入り。前日に受付を終わらせてしまっているので特にすることもないので、控え室の片隅でひたすらストレッチ。

天気は、雨こそふっていないが空気は冷たく雲は低い。

走っている間に確実に降りそうである。

 

毎年、惰性でエントリーしているこの大会だが、今年の目標はサブ4である。

明確にその目標を設定してみた。

いままで、サブ4は『できればいいなあ』程度に考えていた。

いや、正確には一昨年(2015年)のシーズンは、サブ4からサブ3時間45分を達成するというグランドデザインを描いてシーズンインをしたものの、春先に疲労骨折をしてしまいその年を棒にふってしまった。

それ以降、記録を考えることは意識的に避けてきた。

宣言して出来ないのはダサいし、なにより自分のランとの向き合い方として、スピードより距離、というものが哲学として存在しており、タイムを求める練習をするくらいならその分遠くまで走っている方が楽しいということもあった。

 

その延長線上で、今年の目標としてウルトラマラソン、もっと明確にいうとサロマに参戦し完走するということがあったのだが、まさかまさかのエントリー漏れ。。八つ当たり気味にソロウルトラをガンガンやっており、これはこれで楽しいのだがどうにも燃焼しきれていない。

 

そこで5月頃に急遽、千歳JAL国際マラソンに関してはタイムに拘る、すなわち忘れたフリをしていたサブ4を目標とすることに方向転換をしてみたのだ。

タイムを狙う。速く効率よく動くことによって、本当に自分がやりたいことが楽にできるようになる可能性がある。それならば挑戦しても良いのではないか。

 

サブ4を目標にしたからといって練習はとくに変えていない。

週末はひたすらロング、時間が無いときでも20kmは最低限走る。

平日は近所の公園の周回コースでスピード練習。またはロードバイクでローラー台をやるくらい。

変えたのは考え方である。

 

サブ4初心者に対して、『ネガティブスプリット』という走法を勧める風潮がある。

前半抑えて、後半にペースを上げていく戦い方だ。

最初は、この走法を取り入れてみた。だが、自分には圧倒的に向いていないことがわかった。

後半にスピードを上げる前に、精神がやられる。

持ち時間である4時間の残り時間を意識しながら、後半ペースアップをしていくのだがこれが精神的にきつい。GPSウォッチで1㎞毎のタイムがリアルタイムで表示できる中で、ある意味借金を返していく走法はまったく相性が悪かった。

 

徹底的に突っ込み、その貯金をもって後半はペースをコントロールする。

今回の作戦はこれだ。中間点まで、できれば30km地点までは5分20秒で刻む。その後は貯金をうまくつかい、キロ6分まで落としても十分にサブ4を達成できる。

幸いなことに、千歳JAL国際マラソンのコースは後半下り基調。脚が残っていなくても重力の恩恵に頼ることが出来る。

 

難点はそんな走法の準備はしたことが無いってこと。

さらに千歳JAL国際マラソンはスタート直後の渋滞でのロスが半端なく、このロスをどこで取り戻すのか、まったく考えていないということである。。

どうなることやら。。(後編に続く)

 

つるやたかゆき

 

 

 

 

オシャレランニングファクトリー さっぽろ湖&オタルナイ湖 60km

1000湖ラリー 第二弾は札幌の奥座敷である定山渓から道道1号線を使って朝里までいくコース。

途中で、さっぽろ湖とオタルナイ湖の2つのダム湖をゲットできるコースだ。

 

定山渓までは、ロードバイクをやっていた頃に何度か行っているので、なんとなくコースのイメージは沸くものの、道道1号線は完全に未知の領域。

 

どんな結末になるか全く予想はつかないものの、命までとられることは無いであろうと軽く考えて出撃。

もちろん単独行だ。

冒険は単独行でなくちゃならない。

これを複数名でやったら、ただのマラニック的なイベントとなってしまう。

ランを冒険にするのは、単独であること。ただそれだけだ。

 

6時半出発。

豊平川河川敷を上流に向けて走る。藻岩のイオンまでは豊平川河川敷コースの方が効率が良い。信号待ちは疲れる。

石山通り合流した瞬間から登り基調になる。そりゃそうだ。俺はこれから定山渓に行くんだぞ。

 

連休の石山通りは大混雑で大渋滞だった。

ランチアデルタもポルシェボクスターよりも、速いのはランをしている私だ。

すいすいと渋滞を尻目に石山通りを駆け上がっていく。

 

実はここ一ヶ月ほど、左脚はシンスプリントの兆候がでており長距離走はもとより日々のランも自粛していた。

ロキソニンテープを四六時中貼り、寝ているときも氷嚢をあててアイシングを行ってなんとか治療して、この企画に間に合わせた。

この道中、再発してもおかしくはない。

だが、いまこうやってスイスイと走ることができることは素直に嬉しい。

感動的ですらある。自分の脚でどこまでも行けるってのは自由だ。

 

3時間で定山渓到着。

定山渓のローソンで最初で最期の補給を実施する。

ここからゴールまではコンビニはもちろん、自動販売機も無さそうだ。

 

ラン用リュックに差し込んである2本のペットボトルを入れ替える。

エンデュランス系にはお馴染みのポカリのエナジードリンク割だ。

レッドブルよりモンスターがお好み。量も多いので俺は断然モンスター派だ。F1ではモンスター(メルセデス)よりはレッドブルの方が好きだけど。

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いよいよ道道1号線突入。

いきなり登る。つづれおりの向こう側は見えないが、おそらく登りだろう。

消耗はしたくないので、歩けるところは歩くことにするが、このままだと最期まで歩いて終わりそうな予感もする。。。

いかん、いかん。脚をとめるな。無理にでも走れ。幸い脚の痛みは無い。自分を停めてしまっているのは気持ちだけだ。気持ちだけならどうにかなる。

脚をひたすら動かし続けてると、トンネルが現れた。

事前に地図をチェックしているときから、このルートのトンネルの多さには気がついていた。トンネルはプレッシャーになる。狭いし暗いし怖い。音の反響や、天井から落ちてくる水滴にいちいちビビることは必須だ。嫌だ嫌だ。

 

だが、覚悟を決めて突入をしていくと、自分の足音と息づかいのみが響くトンネルの中はそれはそれで心地が良い。

冷たい空気も、頭の中がシャンとなって悪く無い。トンネルは良いリフレッシュポイントになることが分かったのは今回の大きな収穫だ。

 

そうこうしているうちに、最初の目的地であるさっぽろ湖到着。

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特に何か感慨があるわけでは無いが、ダムという圧倒的な人工物はいつ見ても素晴らしい。ダムは静止しているのに巨大なパワーを感じる。

ダムを見るたびに力が漲ってくる。わかるかなーこの感覚。

 

さっぽろ湖を左手に見ながら、冒険は続く。

追い越していく車のドライバーが不思議そうな顔をしている。

そりゃそうだ、こんなところを走っている人間なんて珍しかろう。一方、ロードバイクのお兄ちゃんがたは追い抜くとき、すれ違うとき、それぞれにサムアップをしてくれる。

たかだが親指をあげる行為、ただそれだけでどれだけ勇気を貰えるか。

これは体験した人では無いとわからないだろう。

 

勇気は貰えるが、上り坂が終わるわけではない。

はるか遠くにつながる道を見ると、どこまでも登っている。本当に完走できるのかと不安になるが、冷静に考えると定山渓に戻るにも苦労するポイントまできてしまったのだ。戻るも地獄、それならば前に進むしか無い。

 

気がつくと後ろから、キツネがついてくる。 

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 心無いドライバーが餌をあげたのだろう、平気で車道を走り、車に人懐っこい笑顔を振りまいている。

なんだかなあと複雑な感情に支配されそうになるが、今の俺はキツネと現代社会の歪な構造に想いを寄せている場合では無いのだ。自分のことだけ考えていればいいのだ。

無の境地になりながら、国際スキー場前を突破、そして朝里峠頂上に到達。ここが今回のコースの最高地点だ。

 

あとは一気に下るだけだが、そこでハタと気がついた。

下る方が100倍ツラい。。。。

ここからは地獄の第二幕。とぼとぼとスピードをださずに下っていく。1km毎にストレッチ。

車がとまる。年配の夫婦が心配そうに見ている。

『おにいちゃん、どうした??』

どうしたんだろう。俺は。何をしているんだろう。。一瞬、考えてしまう。

引き攣った笑顔で答える。

『走っているんすよ!』

そりゃ、見りゃわかる。ご夫婦の期待している答えでは無いだろう。

でも、それでも答えるしかない。『走っているんすよ!』

俺のやっていることはそれだけだ。。

 

オタルナイ湖をすぎて、愛用のガーミンの電池が切れた。

もはや俺のガーミンはカタログスペック通りの性能を発揮できないようだ。普段、こういう記録がちゃんと残らないことは大嫌いで、ブチキレるのだが不思議と冷静に真っ暗になったガーミンを見ていた。

ゴールに設定した温泉まであと2km。

ものすごく長く感じるが、その2kmはこの冒険で一番冷静で静かな2kmだった。

 

結局、60kmは無事完走できた。

脚の痛みも殆どなく、また後遺症も筋肉痛くらいなもので、懸念していたシンスプリントの再発はなかった。本当によかった。

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自然の中(舗装された道路とは言え)で一人ぽっちで走る。

万が一の場合は、どうしようもない。そんな環境に定期的に身を投じると、感覚が磨かれるのがわかる。

それが実際、なんの役に立つかはわからん。

だけど、どうせ生きているのだからこういう経験も悪くは無い。

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つるやたかゆき

 

スピ練

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ひどい天気だ。

週末にこの天気だと本当に落ち込む。

 

今日は、60㎞程度のロングランをやろうと思って5時起きしたのだが、外を見て軽く絶望。

ローラー台を70%程度の強度で1時間ほど回していたら、空が晴れてきた。

 

とにかく走りたかったので、近場を20㎞程度走ろうと、慌てて外に出る。

 

外に出たものの、天気は最悪。

時折強い雨が降ってくるし、なにより気温が低い。

この環境では、大好きなダラダラランは無理と判断し、あえて大キライなスピード練習をすることに。

 

近頃、こういう方面においてはストイックさに欠けていたので良い機会だ。

 

入りはキロ4分44秒。

サブ3.5ペースのラップだ。

とりあえず脚も本調子ではないので、ハーフディスタンスで1時間45分をターゲットタイムとして脳内で設定。

達成できたらご褒美に『モンスター』でも買おう。(安上がりだなぁ)

5㎞あたりまではきっちりタイムを揃えていけた。

良かったのはそこまでで、そこからは4分台にいれるのがやっと。

10㎞を過ぎたら5分台に入ってくることもしばしば。

ほうほうのていでハーフディスタンスを走りきり、結局タイムは1時間43分。

ギリギリの目標達成となった。

 

最後の2㎞は完全にアゴがあがっていたなぁ。

 

昨晩飲酒、ラン前にローラー台、シューズはジョグ用のadizero boston、フリース着用という諸々の条件を考えると良かったとは思うが、後半明らかにバテていたので複雑な気分。

 

平日ランもやって、全体的な強度アップをしていかないとダメだな。

 

決意だけはいつもするんだよなぁ。。

 

つるやたかゆき

冬のランギア 振り返り

冬から春はあっという間だ。
いつの間にか、春になっていた。

ランニングウェアも、いつの間にかランパン&ランシャツ(まだ長袖だけど)に切り替わった。

そこでハタと気が付いたのだが、今年の冬シーズンは結局、モンベルのトレールアクションパーカーと
トレールアクションタイツで乗り切ってしまった。

当初、これを導入した際はあくまでも雪が積もるまで、すなわち秋口~初冬を乗り切れればと考えていた。
しかし、なんだかんだレイヤリングをやりくりすることで1月後半から2月の厳冬期も乗り切ってしまった。

レイヤリングといっても特別なことはしていない。
以前のエントリでも書いたが、冬のインナーはホームセンターで買った、除雪用(?)の
薄いシャツ。その下にメッシュインナーを重ねるだけ。
ちなみにこの除雪用シャツ、大好きすぎて予備にもう一枚購入しようと思い探し回ったが、案の定廃盤になっていた。
カインズさん、復刻願います。。

下半身についてもトレールアクションタイツの下も薄いスパッツだけだ。

冬のランニングで重要なのは、汗の処理である。
寒さについては20㎞程度のランでは問題にならない。
走り出して5分もすれば暖かくなる。

但し、汗はすぐに冷えて自分自身を攻撃してくる。素早い汗の発散が必要だ。

トレールアクションパーカーはその点が優れている。
モンベルのフリースラインナップの中で保温性能は最も低いのだが、ストレッチが効いた薄い素材の為
汗を積極的に外に出そうとしてくれる。
換気が優れているんだろうな。
それでいてラインナップの中では最低とは言え、フリースとしての防寒性能は最低限あるので
結果として冬期間における長時間の有酸素運動においては、理想的なギアと言える。

懸念していたアンチピーリング機能については、まずまず。
リュックを背負ってのランを数回やっているが、それほどの痛みは生じていない。
来シーズンもいけそうだ。

大好きな田舎ラン等をやる際は、保温や防寒性能が多少低くても、
こういう長時間の有酸素運動に対応していてるギアが良い。

そういや、お気に入りのアウターであるモンベル ライトシェルジャケットも性格的には似ている。

全方位的に性能がそこそこ、そして薄くて軽い。長時間着用してもストレスにならない。
こういうギア、大好きである。

 

つるやたかゆき

ロングライドの準備

今年予定しているロングライドについて、必要な準備を書き留めておく。

■ライト
フロントライト ジェントスのSG355Bを一本追加購入。
リアライト    適当なものを購入。

ジェントスのSG355Bは最高の自転車用ライトだと思っている。
明るさは文句なし。電源も単四乾電池なので、汎用性の高さが魅力。
出先でも直ぐに購入することができる。こういうのは大きい。
既に一本購入しているが、ロングライドは何が起こるかわからない。
二本差しで行きたい。
夜間走行は予定には無いし、夜間は走りたくないけど装備としては絶対必須だ。

リアライトは以前、単五乾電池で作動するものを使用していたが
単五の入手性の悪さと、小さすぎて整備性が悪く捨ててしまった。
ごくごく平凡なモデルを購入しよう。
ドルバックにオルトリーブのMサイズを考えているので、どっか邪魔にならないところに
付けられるモデルがいいな。

■チューブ系
二本ほど予備を購入しておこう。パナレーサーが小さくなるので良いと思う。
二本もっていけばどうにかなるだろう。
CO2インフレータも必要かな。たしか新品を二セットばかりもっていたはずだけど
どこへいったのか。。

バーテープ
発注済み。
ホワイトにしてみた。
GIOSブルーにホワイトのバーテープ
この組み合わせは至高。

■整備
・サドルバック
買ってからつけていないオルトリーブを取り付けよう
・チェーン
ホムセンでディグリーザを購入済み。
デゥグリーザはホムセンで買うに限る。750mlの大容量で198円。
自転車屋で売っているディグリーザはバカバカしくて買えない。
チェーンオイルは過去に買い溜めたものがあるので使用しよう。
悪くなるものでもないでしょう。

ここから思案しているとこ・・

■サイコン
ランギアでガーミンを使用するようになって以来、GPSの便利さに惚れ込んでいる。
GPS搭載しているサイコンが欲しい。
だが、年に数回のライドのためだけに必要か?そんなにお大尽じゃないでしょ、自分は。。
ガーミンのラン用のGPSウォッチは上位機種になると、自転車にも対応しているようだ。
内臓電池の稼働時間も長くなっているので、買うならこっちか??
いま使用しているガーミン、7時間くらいしかもたないし・・
次はスント・アンビットが欲しかったんだがなあ。
あ、スント・アンビット3もバイクに対応しているモデルあるじゃん!!

■タイア
ローラー台でしか使用していないので、タイアも寿命か?
減ってはいないが、ゴムは確実に硬化しているんだよな。。
路面に近いところから金をかけるのは鉄則。
でも、悩むなあ。。

クリート
今のクリートシマノ 黄色)がボロボロなので買い換えた方がいいかな・・
クリートつけてアスファルトを歩くもんじゃないね。

■ブレーキシュー
こちらも目測では減ってないように思えるけど、ゴムは劣化しているかもしれない。
高いものではないので交換しようかな・・・

以上、バイクの整備をチョコチョコやっていこう。


つるやたかゆき

追い込む

シンスプリントの影響でランはお休み。

だんだんと外も暖かくなってきているのに残念だが、ここで無理をするとシーズンを棒にふるので我慢。

 

最近はローラー台を毎晩やって体力の維持に努めている。

 

ローラー台は30分1セット。

最初の25分は7割程度で流す。

とは言っても室内でローラーを回すので、汗はダラダラだ。

そしてそこから10割を4分。

もがきまくる。これは相当辛い。汗がポタポタ落ちてくる。とてつもなく4分が長い。

それが終わったら120パーセントのパワーで酸欠寸前まで追い込む。

ここでキモなのは、『あと1分追加する』ってところだ。

目の前がグラグラしながら時計が30分を指す。そこからそのペースでさらに1分おかわりさせる。

この60秒、地獄の長さである。

だけど、その60秒を自分におかわりさせることで、エクストラの力が身につく感じがする。

あくまでも感じがするだけなんだけど、こういうのってまずは自分の気分がノラないとね。

 

今年は古くからの友人とロングライドする予定なので、脚はしっかり作っておきたい。がんばろ。

 

つるやたかゆき