2018 F1オーストラリアGP
失望と希望をそれぞれ。
▪️失望
・フォーミュラメルセデス健在
今年もメルセデスは次元が異なる速さを見せていた。決勝こそ凡ミスでフェラーリに前を行かれたものの、順当にいけばメルセデスの圧勝だろう。
〝パーティ〟は終わらない。
・ホンダPU
テスト期間にかけられていた魔法は、メルボルンではあっさりとけていた。
見せつけてきた信頼性は、まるで春先の残雪の如くどこかに消えていった。ホンダはPUの残機よりも、トロロッソ、さらにその背後にいるレッドブルに対して、彼らに対する信頼という大事なものを失った。
・マクラーレン中段復帰
日本のホンダファンには胸が痛い話であろう。マクラーレンが堂々と中段復帰。アロンソもちゃんとレースが出来ていた。個人的にはマクラーレンとホンダの関係なぞどうでも良いが、この二つに対する日本のメディアのザワザワした感じはノイズにしかならんので勘弁してもらいたい。
▪️希望
・フェラーリ勝つ
過程はどうあれ、フェラーリが開幕戦をとった。どんな過程でもとりあえずアドバンテージをとれるときにとっておく。それがメルセデスに対抗するのには重要。特にライコネンが乗れているので、チームとしてメルセデスと対抗できる気配がしているのは頼もしい。
・ハース
ハースの活躍は見事だった。メルセデス、フェラーリとは少し差があったがレッドブルとはやれていた。三強体制の均衡を、このプライベーターが打ち破ることになるとシーズンは楽しい。
・アルファロメ
デザインが素晴らしかった。
アルファの名前がグランプリに戻ってきたことは、経緯やその背後の思惑はともかく素直に喜びたい。
つるやたかゆき