小さくならない私のK5Ⅱ
ちょうど一年前にデジタル一眼レフカメラを買った。
PENTAXのK5Ⅱというカメラだ。
この機種にしたのにはそんなに深い理由は無い。
そのころ読んでいた複数のブログでこの機種を使っている人が多かったからだ。
みなさん、それは楽しそうに語っていらっしゃった。
あとは、生来のマイナー志向も影響していると思う。
Canon、NikonよりPENTAXの方がロックだろ!と、深く考えずこのPENTAXに手を出したのだ。
レンズは通称DA35安という初心者用の単焦点レンズ。
よくわからないが、写りに不満はない。
凄く綺麗に撮れる。
(うーん、語彙が足りていないな。。)
特に撮りたいものは無かったが、嗜みとして写真をやってみようと思ったのだ。
休日はそこそこ持ち出したと思う。
我が家には、他にPENTAXのトボけたRZ10というお散歩コンデジとRICOHのGRデジタルが転がっているが、この二つと比べても機動性に劣るK5Ⅱを休日のたびに持ち出していた。
そうして1年経ったが、未だにこのK5Ⅱを持て余している。
小さくならないのだ。
物理的にどこかが欠けて小さくなるという話では無い。
感覚的な問題だ。
昔から使い込んだものや使いこなしたものは小さく感じる。
ロードバイク、リズムマシン、スキー板、ノートパソコン、上手い下手では無く、使い込んでいくとそのモノが非常にコンパクトになっていく感覚。
なにか新しく始める時、または新しいモノを買った時にそれが慣れてきた、馴染んできたときを判別するバロメータになっている。
こういう感覚ってみなさん、わかりますかねえ?書いていて不安になってきた。。
1年たってもK5Ⅱは小さくならない。
まだまだ撮影枚数が足り無いのか。
使いこなしていないのか。(絞り優先しか使ってない。。)
それとも写真をとってみるという行為に照れや迷いがあるのか。
もうちょっと、シャッターを切ってみて答えを探さなくてはならない。
明日も持ち出していこう!
つるやたかゆき