ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

Apple music続報

applemusicを使い始めて7か月。
自分で自分のことにそれほど期待していないので、そのうちすぐに飽きるだろうなと思っていたが
どうしてどうして、7か月たった今でもかなり新鮮でワクワクする感情が持続している。
最初はとにかく「For you」機能で提示されるアルバムをどんどん聴いていた。
「For you」機能については絶妙なチューニングだと思う。ツボを突いたり突かなかったりの塩梅具合は良い。
こうやって徐々に少しづつ自分の「守備範囲」が広がってくるだと思う。
(アイドルとかが出てくると少々面食らうが)

この機能にもだいぶ慣れてきて、こんどはキュレーション機能をもっと使ってみたくなった。
applemusicには各種雑誌のエディターが選曲をしているコーナーがあり、ここが面白い。
よく使うのは「DJmag」誌のプレイリスト。
テクノ、ハウスといったところの最新のプレイリストがあるのでこれを片っ端から聴いていく。
少しでも自分の趣味と波長があるものに関しては、「お気に入り」のハートマークをつけていくのと同時に、
そのアーティストのアルバムを過去リリース分も含めて聞いていく。
「お気に入り」のハートマークを付ける理由は、「For you」の精度を上げるためだ。

この作業を地道にやっていくと、どんどん自分のアンテナの感度が上がっていく。
結局のところ、音楽にしても映画にしても写真集にしても読書にしても、自分のレベルというものは一足飛びに上がらない。
目的意識を常に持って淡々と学習していくことが必要だ。
カタログが限られていたころはそれができていた。
しかしネット時代が到来して、カタログ数が増えてくるとそれについていけなくなってしまった。
結局、自分のお気に入りをずっと聴いている感じの数年間だった。それはそれで悪くはないし、その選択も正しい。
だが、少しでも自分の「守備範囲」を広げる心意気があるなら、こういう手段は一つの解決策だ。


つるやたかゆき