ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

ランニングと音楽

今年の春先に愛用していたiPod shuffleがぶっ壊れた。

ボタンを押してもうんともすんともいわない。

たまーに思い出したかのように動くこともあるが、すぐにポシャる。

個人的な、ごく個人的な印象なのだが、Appleの製品は壊れるというより、ゆるやかにダメになっていく感じのプロダクトが多く、こんなにわかりやすくぶっ壊れるのは、少々以外で、またその潔さに少し感動した。

 

それ以降、ランニングをしながら音楽を聴くことがなくなってしまった。

ランと音楽というのは非常に親和性が高い。単純な反復運動であるランニングと、ビートで一定のリズムを刻むポップミュージックは非常にマッチしている。

退屈極まりないランの時間に彩りをつけられる数少ないエンターテイメントが音楽を聴くことなのだ。

 

新しいiPod shuffleを手に入れようかと思ったが、残念ながらAppleはこの音楽を聴くことに特化したプロダクトには早々に見切りをつけており、製造は中止。

iPhoneをもって、それこそ完全ワイヤレスイヤホンで音楽を聴くという選択肢もあったが、どうにもこうにもここ最近、20km程度のランニングでiPhoneやお財布をもっていくことも面倒臭く(というか、ウェストポーチを20km程度のランニングで装備するのが面倒。)音楽を聴くことはなかった。かわりにずっと頭の中で奥田民生が鳴っている毎日である。

 

そんな不便な生活を半年ばかり続けていたが、さすがにさすがに脳内再生の奥田民生にも飽きてきたので、ランの音楽環境をどうにかしようと決意。

 

ただ、もう20km程度のランで荷物を増やすのはいやなので、小さなDAPを物色したのだが、これが驚くくらいどこのメーカーも作っていないのね・・

そりゃ、スマホ一台あればなんでもできるので売れるものでは無いとは思うが、あんまりだよ。。

しょうがないので、中華製のわけのわからない DAPを適当に使い潰していこうかな、どうせすぐ壊れるだろうけど、壊れたら新しいの買い直せばいいやと、Amazonでポチる寸前までいったのだが、やっぱり決心がつかず。。

そうこうしているときに、偶然よったお店でiPod shuffleが中古で売っていた。

Appleのプロダクトの中でも、iPod shuffleはどうやら使い潰されることが多いらしく、中古市場でもなかなか見かけなかったのだが、ほんと奇跡的に美品が見つかった。

 

これ幸いとばかりにすぐに購入。

 

やはり、ランの際の装備はこれぐらい小さい方が良い。

確かに有線イヤホンの使用が前提となるので、取り回しなどはうざったいのだが、なに村上春樹先生はMDプレーヤーをもって走っているというではないか。(随分まえの情報なのだけれど・・・さすがに今は違うか)

 

ということで、久々ランニング用のプレイリストでも作ろうかなと思っている。

 

 

つるやたかゆき