ひっそり、ゆっくり
土日はそれぞれ15㎞ずつのラン。
朝イチ、白湯だけ飲んで走り出す。
この時期は、太陽が昇る前に走り終わらなければならない。
太陽が顔を出すと、路面を覆った氷がうっすらと溶け出して、とたんに滑りやすくなる。
冬の間はトレランシューズで走っているのだが、トレランシューズではこういう路面には太刀打ち出来ない。すぐに転んでしまう。
だからなるべく早起きして、走る。
それにしても、久しぶりのランは気持ちが良い。疲れを翌日に残さない程度の距離というのも多分にあるが、朝早くに冷たい空気を肺に満たしながら走るのは、どう考えてもロマンティックだ。
少しづつ距離を伸ばして、スピードを上げていこう。
最近、ラン本として文系ランナーの間で不動の人気を誇る村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』を読み直している。
自己陶酔の極みみたいな本だが、ランナーなんてナルシストの最たるものなので、この本については鼻につかない。
ランニングを始めたばかりの頃に読んだきりになっていたが、今読むと新しい発見が山ほどあって新鮮だ。
大事に大事に読んでいこう。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/06/10
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つるやたかゆき