お盆休み
お盆休みは親戚の家を回って過ごした。
今年の春に入籍したので、そのご挨拶である。
形式的なものだが、こういうことはそれほどバカにしたものではないと思う年になってきた。
久方ぶりに会う親戚、この後何回会うかもわからない。
だが、節目節目でこういう挨拶をしておくことは、ひょっとするとものスゴく重要なことなんじゃないんだろうか。
普段、こういうことから逃げ回っている所為で疲れ切ってしまったが、なかなか良い疲労感であった。
本家のおイヌさんだけは、いつも変わらず迎えてくれる。
畑を荒らす、アライグマとの最終決戦兵器として馬小屋跡に配備された、『傭兵』なのだが、誰にでもお腹を見せてジャレてくる。
ちゃんと仕事をしているのか、不安である。
つるやたかゆき