ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

Enjoy Honda 2017に行ってきました。

3連休の真ん中は、特にやることも無いのでEnjoy Honda 2017に行ってきた。
空模様は最悪だったが、マクラーレンMP4-30とHSVが展示されるとのことなので、モタスポ好きには見逃せない。

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中嶋悟中嶋大祐松浦孝亮の3名も来場とのことで、年甲斐も無くウキウキする。

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会場では、マクラーレンMP4-30のコクピットへの登場体験や、スーパーフォーミュラのシミュレータによる
鈴鹿サーキットへのアタックなど、体験型のコンテンツがかなりあった。
どれもこれも2時間以上待ちだし、1人で並んで待っているのもツラいものがあるので
お目当てのマクラーレンMP4-30をじっくり観察する。

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以前、モーターショーにおいてホンダブースにてF1マシンが展示された際は、押し合いへし合いで
まともに見ることが出来なかったが、今回は拍子抜けするほど空いていた。

こういう話になると、すぐに『若者のクルマ離れ』みたいな話になるのだが、会場にはキッズたちも多く
キッズ達はマクラーレンのF1マシンより、跨がれるバイクやS660に夢中。
キャッキャッ言いながら、いろんなバイクに跨り、S660の運転席に目を輝かせて座っている。

何のことは無い、F1がキッズ達に訴求力を失っているだけだった。
そりゃ、地上波で見ることができないもんな。このマシンがどれだけの価値なのか、それを知る術が無い。
なんとも哀しい話。

おかげでじっくりとマクラーレンMP4-30を堪能することが出来た。
以前にも書いた気がするが、レーシングカーはお尻から見るに限る。
そこからの視点は、コンペティブな環境で戦うマシンの凄みを感じ取ることができる。
こんな近距離で、ゆったりと見る機会はなかなか無いであろう。
合計して1時間くらい、隅々まで観察することができた。ありがたい。

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楽しみにしていたHSVの試走は雨天の為中止となってしまった。
メカニックさんたちも、少し悔しそうにしている。

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その横で雨をものともせずに始まったトライアルバイクショーは、素晴らしかった。
小林選手、本多選手がトライアルバイクを手足のように操る。
いや、自分の手足だってあんな風に動かせない。

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今回のイベントは入場料600円と、内容を考えると格安だったのだが、ハッキリいってこのトライアルバイクのデモンストレーションだけで2000円はとれる内容である。

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小林選手・本多選手のトークも巧みで観客たちを煽って、一体感を生み出す。
雨の中、傘を差しながらの観覧者が多かったが、トリックのたびに大きな拍手が鳴り響いていた。

トライアルバイクの世界は全く知らなかったが、どこか近場で開催される際は見に行きたいと
素直に思った。

その他のトピックとしては、新型シビックが良かった。
タイプRでは無い、ベーシックなハッチバック
タイプRはゴテゴテしていて趣味じゃないのだが(多感な高校時代にEK9デビューの衝撃を味わっている世代としては
あれはシビックタイプRと認めることはできません・・・)
ベーシックなハッチバックは欧州車のような良い意味での脱力感が伝わる良デザインだった。
顔はともかく、シルエットの『抜け感』は抜群で、Cピラーからの流れは美しい。
ホンダ的にはそれほど売れるとは思っていないとの報道もあったが、一発逆転ありそうなプロダクトかと。

都合3時間程度しかおりませんでしたが、色々な発見もあり有意義な時間でございました。
あと、会場でピエール北川氏に握手してもらった。
忙しいのに笑顔で対応してくれました。ありがとうございます。


つるやたかゆき