ツルタカブログ

ファッション感覚でランしてる

札幌モーターショー2016に行ってきた。

すでに各種メディア様のおかげで2015年に開催された東京モーターショーの概要はだいたい把握済み。

それでも、おらが街に来てくれるってのなら行きます。

 

つるやはレーシングカーのお尻がお目当です。

レーシングカーって、フォーミュラでも箱でもなんでもよいのだけど、お尻から見るのが大好きです。

 

フォーミュラなら、サイドポンツーンから急激に絞られるボディカウルが非常にエロいですし、底面下部の複雑な空力処理の造形は惚れ惚れします。

箱系は、リアウィングのステー周りの処理や、リアオーバーフェンダーからテールにかけてのデザイン処理を見るのが好きです。

 

戦う道具の凄みみたいなものを、こういったディテールから感じられるので、つるやは後ろに回れるときは決まって後ろからマシンを眺めております。

 

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ホンダは、マクラーレンMP4−29X/1X1を展示しておりました。

会場で唯一のフォーミュラ。

えぐいほどの絞り込み。

かっこいいなー。

 

それにしても改めてフォーミュラを見ての感想ですが、ホイールベースの長さってヤバイですね。

テレビでF1を見ているとそんなに意識はしませんが、他の普通のクルマを見た後、同じ会場でフォーミュラを見ると、そのホイールベースの長さに驚愕します。

パワーウェイトレシオを考慮すると、これくらいのホイールベースをあたえておかないとダメなんでしょうが、静的状態でこれを見るとあんなにクルクルと回頭していることが信じられない長さです。

 

空力とタイアと、そして何より重要ですがドライバーの腕でしっかり曲げていけるのだなと改めて実感しましたよ。

 

レーシングカーまわりだと、あとはスバルが定番(?)のGT300用のBRZを展示しておりました。

JAF GT300車両として、海外GT3勢を迎え撃つBRZ。私はスーパーGTではなんとなくこのBRZを贔屓しておりますので、これは嬉しかったな。

 

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こちらもお尻のショット。

へそ曲がりなわけでは無く、人混みが凄くて顔写真はとりにくい。。

リアオーバーフェンダーからテールにかけての処理がお見事です。 

 

コンセプトカーでは市販が近いと噂されるトヨタのS−FRが良かったな。

間の抜けた顔ですが、あのサイズのスポーツカーが端正な顔になってもそれはそれで変なので、あのデザインは正解かと。

端正な顔にする場合はどうしてもサイドのデザインを流れるようなものにしないとアンバンランスになってしまうので、小さなクルマは難しい。

昔のカニ目やMG−A、または初期911みたいな愛嬌があるタイプのクルマってのも良いのではないでしょうか。

 このS−FRはちょっと欲しくなりましたね。

なんつーか、トヨタが本当にヨタ8のDNAを今に甦らしたいのだなということが伝わってきた。

市販されたら、やれラゲッジが狭い、やれパワーが無いなどと言われると思いますが、そんなことよりも小さなスポーツカーをちゃんと市販までもっていくという根性を評価してあげたいと思います。

 

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ルーフをあともう少し低くすれば精悍になると思いますが、ヨタハチとのデザインの遺伝性や海外の営業サイドからの要望もあるのでしょうね。

海外で売らなきゃいいのに・・・とも思いますが、このご時世それも難しそう。。

エンジンは思い切って1300ccくらいにして100馬力ぐらいでもいいかも。

公道で使いきれるパワーなんてそんなもんでいいんじゃないですかね。

 

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お尻画像。

マフラーの処理がコンセプトカーっぽい。このまま市販されたらアフターマーケットでのマフラー交換はめんどくさいかな??

 

オートサロンに出展していたレーシングモディファイバージョンも見たかったけど、これはこれで夢があってよかったです。 

総じて、楽しいモーターショーでした。



つるやたかゆき