バンザイラン
夜ランは8㎞。
少し足が張っているので、軽めにしてみた。
せっかく走る時間を確保しているのに、足の不調というのは勿体無い。
強い身体が欲しい。
生活が少し変わって、走ること以外にも時間を確保できるようになった。
読書だ。
一日、1時間ほど読書に費やせるようになった。
通勤途中に図書館によれるようになったので、鬼のように予約をしまくっている。
払った税金分、取り戻せないかなぁとケチなことを考えている。
今日は、尊敬する福野礼一郎先生の幻の名著『バンザイラン』を借りてきた。
amazonとかでは、鬼神の如きプレミアが付いており、必死で古本屋で探しているのだがどうしても見つからない。
昔、tipoという車雑誌で読んだきりになっていたのだが、図書館の検索システムにひっかかってくれた。
ありがたい。
身を清めてから、正座して読むのだ!
つるやたかゆき
夜ランと秋の夜更け
寒くなってきた。
10月から生活が少し新しくなって、いろいろ忙しないが、時間のメリハリがしっかりつくようになったのは、良かった。
今は18時半過ぎには家に帰ってこれるので、夕飯の支度を簡単にして、着替えて走りに行く日々。
寒くなってきたが、長袖のTシャツと短パンの下にスパッツを履くだけでどうにかなっている。
ただ、汗はかかなくなった。
10分も走るとドッサリと汗をかいていた一ヶ月前が恋しい。
走ることによって得る爽快感のうち、30パーセントくらいは汗がドッサリでる要素が含まれていると思う。
時間が作れる生活になったので、走ってご飯を食べてからは自分の時間がふんだんにある。
テレビを見ても、選挙の話ばかりでゲンナリするので最近は本ばかり読んでいる。
通勤経路に市の図書館の出張所(?)があるので、予約注文した本を受け取るのに好都合だ。
9月に写真展を見に行った、石川直樹さんの著作などを片っ端から読んでいる。
今更、自分が旅に出たり山に登ろうとは思わないが、この歳からでもオモロイ生き方はいくらでも出来ると思わせてくれる。そういうブーストを他人に与えられる人は素晴らしいと素直に思う。
つるやたかゆき
台風の次の日もカメラを持って歩こう 海抜2メートルの世界
台風が過ぎ去っても、空模様は不安定。
散発的に雨が落ちてくる。
時間があったので、余市・小樽の海辺をブラブラしてきた。
海抜2メートル。
自然と文明のギリギリの交錯点。
小樽から余市までは味のある電車となる(電気で動いているのか??)
良さそうな街並みだ。
部外者が勝手に良さそうと言うのは傲慢極まりのないことだとは思うが。
少し歩くと海辺に出た。
殺風景だが、それがどうしたと言う感じの開き直り方をしている景色が好きだ。
雨が酷くなってきたので、余市駅に引き返して小樽に行く。
倉庫が立ち並ぶエリアをブラブラ。
ここは観光客もおらずひっそりとしている。
時間の流れがゆったりとしている。
音もあまり聞こえない。
天気が悪いなりに楽しい時間だった。
海抜2メートルの世界。
あちこちの海抜2メートルの風景をもっと見てみたい。
つるやたかゆき
2017年 北海道マラソン 参戦記
さんざん前振りだけは立派にしておいてが、肝心の結果を書くことを忘れていた。
御託を偉そうに並べていたが、完全な失敗レースで終わった。
個人的にはグロスタイムなんてもんに価値は感じられないので、もっぱネットタイムで勝負しているのだが、北海道マラソンにおいては出走ブロックがネットタイムに大きく影響することを忘れていた。
つまり、この敗北は春先にエントリーした時点で決定していたことになる。
ついつい、遠慮がちなタイム申告をしたせいで、Fブロックなんていう超後方の出走となってしまっていた。
詳しい人はわかると思うが、Fより後ろのブロックはファンラン(10km程度のスプリントランイベント)に出走するための方々に割り振られてるので、スタートラインを過ぎたあとはフル部門の遅い人と、ファンランで速い人が入り乱れるというカオスな状況になってしまうのだ。
昨年もこれにはかなりやられていたのにすっかり忘れていたわ。
そして、肝心のFブロック。集団、遅いです。
というか、EもDもかなり遅い人いますね。。
持ちタイムの申請は見栄を張らず正直にやろうぜ。
前のブロックから落ちてくる人、そしてファンランのガチ勢が入り乱れる地獄な状態は10㎞すぎまで続いた。完全に序盤から借金を背負う展開。
北海道マラソンは例年、暑くなり後半のタイム維持が困難になるレース。
気温に関しては今年も絶好調で、しっかり暑くなった。
誰だよ、冷夏っていっていたのは。。。
個人的には3時間50分切りを目指していたのだが、前半の借金、後半の利子が響いて4時間2分と大惨敗であった。
反省すべきところを整理してみよう。
・暑さ対策
・スピード練習の不足
・レースマネジメント
暑さ対策については、大会前週にもコースの後半30㎞を走るなどやってきたつもりだったが、身体が暑さに弱くなってきている。年かな。
昨年までは気温についてはそれほど気にしたことがなかったのに。
ベースレイヤーに薄手のコンプレッションを着て、熱と汗を抜くようにしたのにあまり効果に結びつかず。。
これ以上、何をすればいいのだ。
スピード練習については、ソツケンビルドをやらなかった。。これは反省。トンボ鉛筆の佐藤さんバリに奢り高ぶりがありましたな。。
ちゃんとスピ練する時間をスケジュールに入れよう。。
レースマネジメントについては、上にも書いた通り序盤でタイムを失ったことが大きい。だが、原因の本質的なところはプランB、プランCを用意していなかったこと。
なぜ、プランAだけでうまくいくと思っていたのか。。
ここもトンボ鉛筆の佐藤さんバリに奢り高ぶりが感じられる。
総じて、北海道マラソンを甘く見ていた。
大会前日に偉そうなエントリーを書いたくせに、甘くみていた。
ほんと、すまん。
来年は謙虚に、Dブロックを申請して頑張る。
それにしても、学生さんをはじめとするボランティアの皆さま、本当にありがとうございました。
学生さん、お休みの日に頑張ってくれてありがとうございます。
どれだけ勇気を貰えたことか。
感謝してもしきれません。ありがとう。
最後に運営について苦言。
・ファンランやめましょう!
マナー最悪です。歩道や中央分離帯を走る。
これ、やっているのは殆どファンランの人です。
マナーの良い大会、市民の方に理解される大会を目指している中、こういうのは本当にマイナスでしかないです。
どうしてもやるなら、フルスタート後の30分後とかにファンランのスタートをさせてください。
今年もフルのコースに数人混じっていたし。あれだけ係員が一生懸命誘導しているのに、フルのコース入るなんて確信犯としか思えないです。
気軽にエントリーできる要素は必要ですが、そこに最低限のマナーがないと品位が落ちてしまいますので。。
・エイド
年々質が悪くなってます。
スポドリの量、なんであんなに少ないですかね。。
道マラより規模小さい大会でも、大塚製薬とかにスポンサーになってもらってアミノバリュー、ポカリスエットなどを用意している大会はいくらでもあるのに、道マラがイオンのPBじゃ寂しすぎますよ。
一生懸命やっているボランティアの皆さんがかわいそうです。
以上、2点。
言いたい放題ですが、来年も参戦する予定の道マラファンからでした。
ご検討、何卒よろしくっす。
つるやたかゆき
北海道マラソン 参加にあたって
明日はいよいよ北海道マラソンだ。
北海道でランニングをしていると、この大会が年間を通じての一種のハイライトになる。そんな大会だ。
今年で5回目の参加となる。
気温が高く、コースが単調という過酷なレースなのだが、北海道でランニングをしているのにも関わらず、この大会をスキップするのもへそ曲がり感があって好きではないので、参加を続けている。
ウルトラやトレイルを始めると、どうにもこの大会を軽視するランナーが多いと思う。
確かにランニングブームにのっかってエントリーフィーは上昇の一途、その割にコース等の変更は無いので増え続ける参加者をスマートに走らせるの日は向いていないレイアウト、昨年に至ってはスポドリがノンカロリーとなるなどランナー目線からはクエスチョンマークがつくことも多い。
ウルトラやトレイルの自由な雰囲気に触れると、どうにも窮屈な気持ちになるのは理解できる。
だが、どんなに小さな不満があったとしても、札幌市民全体がバックアップをしてくれるこの大会は素晴らしいと思う。
街中の道路を使わせて貰い、こんなに応援をして頂けるレースは北海道においてちょっと他にないだろう。
回数を重ね、文化にまでなったからこそである。
それを数回参加し、ウルトラやトレイルも経験したからと言って、『道マラは飽きた〜』と言って背を向けるのも、違和感がある。
数十回の歴史を背負って文化にまで昇華させた先達に申し訳が無いと思うのだ。
今、(お金を払ったからと言って)街中を市民のバックアップを受けて走ることができる状態になったのは、歴史のお陰である。
一人、1万円ちょっとのエントリーフィーを払っているからでは決して無い。
そういうことに理解と感謝をして、大会に臨もうと思う。
つるやたかゆき
曇りの日もカメラを持って歩こう
道マラ前最後の調整ランは、12km。
少し脚が重いが仕上がりはなかなか。あとは本番だなあ。
天気はどうなるのだろう。
昼からは時間もあったので、昼飯を食べがてらぶらりと散歩してきた。
天気はどんよりしていたが、こういう時の方が散歩には良い。
平日の街の中を、気兼ねなく歩く。贅沢だ。
知らない道を歩くのは楽しい。
つるやたかゆき
お盆休み
お盆休みは親戚の家を回って過ごした。
今年の春に入籍したので、そのご挨拶である。
形式的なものだが、こういうことはそれほどバカにしたものではないと思う年になってきた。
久方ぶりに会う親戚、この後何回会うかもわからない。
だが、節目節目でこういう挨拶をしておくことは、ひょっとするとものスゴく重要なことなんじゃないんだろうか。
普段、こういうことから逃げ回っている所為で疲れ切ってしまったが、なかなか良い疲労感であった。
本家のおイヌさんだけは、いつも変わらず迎えてくれる。
畑を荒らす、アライグマとの最終決戦兵器として馬小屋跡に配備された、『傭兵』なのだが、誰にでもお腹を見せてジャレてくる。
ちゃんと仕事をしているのか、不安である。
つるやたかゆき